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【大阪】榎龍王神社を詳しく解説!榎に宿っていた白蛇を祀る神社

榎龍王神社-発展する街で生まれた神社

榎龍王神社は、大阪府大阪市中央区千日前にある小規模ながらも興味深い歴史的背景を持つ神社です。この神社には江戸時代から続く由緒があり、商売繁盛や福徳開運などのご利益があるとされています。

この記事では、繁華街にひっそりと榎龍王神社がある理由や、神社が持つ逸話などを丁寧にご紹介します。

目次

榎龍王神社の基本情報

神社名榎龍王神社(えのきりゅうおうじんじゃ)
御祭神白蛇(龍神)
ご利益商売繁盛、福徳開運、夫婦和合、運気上昇
月次祭あり
年次祭榎龍王大祭 11月
創建年江戸時代からの由緒

参詣時に押さえておきたい3つのポイント

榎龍王神社で手を合わせるにあたって、知っておきたいポイントを3つご紹介します。

白蛇信仰と龍王の逸話

大木に宿る白蛇のイメージ

榎龍王神社が白蛇を祀ることになった逸話をご紹介します。白蛇は龍になるとの伝説から、龍王という名前が付けられています。

榎龍王の由来

現在の榎龍王神社のある場所には、江戸時代から榎神社という名前の神社がありました。明治4年のこと、明治政府がこの一帯を再開発するのにあたって、榎神社の取り壊しを決定しました。

榎神社の境内には榎の大木があり、神社の取り壊しによって榎も切り倒して取り除くことになりましたが、作業をする職人たちが次々と事故に遭ってしまいます。これについて人々が神宮に相談したところ、「榎には白蛇が宿っている、お祓いをするべきだ」との助言を受けました。

こうして榎龍王神社を建立し、白蛇を祀ることになりました。大木は無事に切り倒され、地域の再開発が行われました。

千日前商店街との近さ

榎龍王神社は、大阪ミナミの繁華街である千日前商店街のすぐ近くにあります。賑やかな商店街からほんの少しだけ路地を入ると、地蔵尊と神社が登場する不思議な空間です。とてもアクセスのよい場所にありますので、なんばにお出かけの際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

難波八坂神社の祭司による大祭

榎龍王神社の行事に関する案内は、小さな掲示板で確認することができます。榎龍王大祭については難波八坂神社の祭司を招いて、30分程度の予定で行われるとのご案内がありました。

榎龍王神社への行き方・アクセス

項目内容
所在地大阪府大阪市中央区千日前2-8-23
アクセス地下鉄「なんば駅」または「日本橋駅」より徒歩5分
駐車場なし

合わせて拝みたい

榎龍王神社から徒歩10分圏内にある神社をご紹介します。

榎龍王神社のまとめ

榎龍王神社は、大阪市中央区千日前という繁華街にあり、小規模ながらも地域に溶け込み、街の発展を見守り続ける神社です。白蛇信仰による商売繁盛や運気上昇など、多くのご利益を求めて参拝者が訪れます。また、難波八坂神社との関係性もあり、大阪ミナミ地域全体で大切にされている存在です。

アクセスも良好で、観光や買い物ついでに立ち寄ることのできる便利な場所です。ぜひ一度足を運んでみてください。

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