神産巣日神は、日本で3番目に現われた「創造」の神様です。天地開闢のときに現われた3柱である造化の三神に含まれ、さらに最初の5柱である別天津神でもあります。
目次
神産巣日神の読み方・意味
神産巣日神の読み方は「かみむすびのかみ」で、さまざまなモノを産み出す「創造」をつかさどる神です。
「産巣日」は、万物を生み成長させるという意味があり、さらに詳しく分けると「むす」は生まれる、「ひ」には霊による力といった意味があります。
造化の三神と神産巣日神
天地開闢とともに現れた造化の三神は、天之御中主神、高御産巣日神、そして神産巣日神です。造化の三神には夫婦にあたる神(配偶神)がいない独り神で、性別もなく、現れるとまもなく姿を隠しています。
造化の三神は、宇宙の中心の主である天之御中主神、生命を産み出す高御産巣日神、創造をつかさどる神産巣日神が揃い、万物の生成と発展の根源となっています。